GPGTools を使った暗号化と電子署名
ここでは,GPGTools を使う準備はすでに済んでいるものとします.(インストール,鍵の生成,
自分の公開鍵の配布,
通信相手の公開鍵の取り込みなどについては,
GPGToolsの使い方(準備)を参照のこと.)
テキストファイルの暗号化
- ファインダーで,暗号化したいファイルを
右クリックします.
- 現れるメニューの「サービス」の中から
「OpenPGP:Encrypt」を選択します.下図
- 送り先を選ぶウインドウ "Choose Recipients" が現れるので,
送りたい相手にチェックマーク(複数も可)を付け,
「OK」ボタンを押します.下図
- 暗号化が終わった("Encryption finished")というメッセージが出るので「OK」ボタンを押す.下図
- 暗号化されたファイルが,拡張子 ".pgp" が付けられて作成されています.
(元のファイルが foo.txt の場合,foo.txt.pgp ができている.)
- これで暗号化完了.
このファイルを先ほどチェックした相手に
メールや掲示板などを使って送ります.
こうして暗号化されたファイルは,
先ほどチェックを付けた相手だけが元のファイルを取り出せます.
暗号化されたファイルの復号
暗号化されたファイルから元のファイルを取り出すことを復号すると言います.
- ファインダーで,復号したいファイルを右クリックします.
- 現れるメニューの「サービス」の中から
「OpenPGP:Decrypt」を選択します.
- 自分の鍵のパスフレーズを要求されますので入力します.
- 復号が完了した旨のメッセージ("Decryption finished")
が表示されるので,「OK」を押します.
- 復号されたファイルが現れているはずです.
(上の例で言えば,"foo.txt" が現れている.)
簡便な方法:多くの場合,拡張子が ".pgp" のファイルをダブルクリックすると,パスフレーズの入力のウインドウが現れる.