コンテンツスライドの作成


新しいスライドの挿入

プレゼンテーションの内容を記述するスライドを作成します.

タイトルスライドの後ろに4枚のスライドを挿入し,それぞれにタイトルと内容を書き込みます.

new slides1

  1. 「ホーム」タブのリボンの「スライド」グループの図の部分(新しいスライド)をクリックする.
  2. 表示された一覧から使用したいレイアウトのスライドを選びます.今回は「タイトルとコンテンツ」を使用します.

new slides2

  1. 必要な枚数のスライドを挿入します.
  2. 「タイトルを入力」をクリックし,各スライドに次のタイトルを入力する.
    1. 世界は物理量で出来ている
    2. 測定するとは単位を決めること
    3. 共通の単位を定めよう
  3. フォントとサイズは「メイリオ 40ポイント」に設定します.

内容の記述

それぞれのスライドのコンテンツに,内容を「箇条書きテキスト」として入力します.

new slides3

  1. スライド2を選択します.
  2. 「テキストを入力」をクリックし,次の内容を入力します.
  3. 各行の最後に Enter を押すと改行します.
    • 世界は色々な「もの」で構成されている
    • 「もの」は様々な特徴を持つ
    • 人間が世界を理解するやり方
    • 「もの」の持つ特徴の間の関係を通じて理解する
    • 正しい理解には関係を厳密な形で表す必要
    • 厳密に扱うためには数値化しなければならない

箇条書きの一部のレベルを変更します.

new slides4

  1. 2行目をクリックしてカーソルを移動します.
  2. 「ホーム」タブの「段落」グループにある図の部分(インデントを増やす)をクリックし,レベルを下げます.
  3. 4行目,6行目も同様にしてレベルを下げます.

スライド3,4についても同様にします.

  1. スライド3の内容
    • 具体的な数値化の方法
    • 同じ物理量を持つものとの比を調べる
    • 比べるものよって違いが生じる
    • 比べるものに「基準」を定める
    • この基準を物理量の「単位」と言う
    • 「測定」とは単位との比率を調べることである
  2. スライド4の内容
    • それぞれの物理量の単位は勝手に決めることができる
    • 異なる文化では単位が同じではない
    • 公正な取引や正確な情報交換には単位の共通化が必要
    • 国際単位系の設定
  3. スライド3は偶数行目のレベルを下げる.

図形の使用

PowerPointにあらかじめ用意されている「図形」を用いて効果的な表現を作成することができます.

2枚目のスライドに図形を使用してみましょう.

図形の挿入

figure-slide1

  1. スライド2を選択します.
  2. 「挿入」タブの「図」グループにある図の部分(図形)をクリックします.
  3. 表示された選択肢から使用したい図形を選びます.今回は「四角形:対角を切る」を選びます.

figure-slide2

  1. マウスポインターを図形を挿入したい範囲の「左上から右下」までドラッグします.
  2. 図形以外の場所をクリックすれば確定されます.

図形への文字入力

figure-slide3

  1. 図形をクリックして選択します.
  2. 文字を入力します.
    今回は「何らかの方法で数値化できる特徴を「物理量」という」と書き込みます.

figure-slide4

  1. 図形の枠線上をクリックして図形全体を選択します.
  2. 「ホーム」タブのリボンの「フォント」グループから図の部分をクリックし,フォントサイズを「28ポイント」に設定します.

図形へのスタイルの適用

図形に予め用意されている効果を設定できます.

figure-slide5

  1. スタイルを設定したい図を選択します.
  2. 「描画ツール書式」タブの「図形のスタイル」グループにある図の部分をクリックします.

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  1. 表示された選択肢から設定したいスタイルを選びます.今回は「塗りつぶし-ラベンダー、アクセント4」を選びます.

SmartArtグラフィックの使用

複数の図形を組み合わせて,記述内容の関係を視覚的に表現する様々な効果が用意されています.

箇条書きテキストをSmartArtグラフィックに変換する

最初に,既に箇条書きテキストとして内容が記述されていつ場合に,それをSmartArtグラフィックに変換する方法を示します.

smartart-slide1

  1. スライド3の箇条書きテキストを選択します.
  2. 「ホーム」タブの「段落」グループにある図の部分(SmartArtグラフィックに変換)をクリックします.
  3. 表示された選択肢から「その他のSmartArtグラフィック」を選びます.

smartart-slide2

  1. 「SmartArtグラフィックの選択」ダイアログボックスが表示されます.
  2. 左側の一覧から,今回は「手順」を選択します.
  3. 中央の一覧から,今回は「分割ステップ」を選びます.
  4. 「OK」をクリックします.

箇条書きテキストを変換する代わりに,はじめにSmartArtグラフィックを選択してから内容を書き込むこともできます.

smartart-slide3

  1. 新規スライドを挿入し,図の部分をクリックするとSmartArtグラフィックの選択が表示されるので,SmartArtグラフィックを設定してから内容を入力します.
  2. 文字の入力には横に表示される「テキストウィンドウ」を使用するのが便利です.

SmartArtグラフィックにスタイルを適用する

同様にしてスライド4にSmartArtグラフィックを設定し,さらにスタイルを追加してみます.

smartart-slide4

  1. スライド4の箇条書きテキストを選択し,前と同様にして「基本ステップ」のSmartArtグラフィックに変換します.

smartart-slide5

  1. 変換されたSmartArtグラフィックが選択された状態で,「SmartArtのデザイン」タブの「SmartArtのスタイル」グループから図の部分(色の変更)をクリックします.
  2. 表示された選択肢から設定したいスタイルを選びます.今回は「カラフル」から「カラフル-アクセント5から6」を選びます.

smartart-slide6

  1. SmartArtグラフィックが選択された状態で,「SmartArtのデザイン」タブの「SmartArtのスタイル」グループから図の部分(その他)をクリックします.

smartart-slide7

  1. 表示された選択肢から設定したいスタイルを選びます.今回は,「3-D」の「ブロック」をクリックします.

スライドを追加する

今までのことを参考にして,次のような5枚目のスライドを作成してみましょう.

last-slide

  1. タイトル:「単位を定義する」
  2. 内容:(以下の内容を適宜記述)
    • 図形の使用:「物理定数から基本的物理量の単位を定義」
    • 画像の挿入(図形の挿入の代わりに画像の挿入を使う):次のリンク先の画像をダウンロードしてして使用(基本単位
    • SmartArtの使用:「他の物理量の単位は,物理法則を基に基本単位を組み合わせて表す」

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