Macintoshで大文字しか入力できない場合はcaps lockキーを疑う

Macintoshを使っていて,大文字しか入力できなくなった場合は,

  1. キーボード右下あるいは左下の「caps lock」キーを確認してください.
  2. 緑のランプが点灯していたら,「caps lock」キーを打って緑のランプを消してください.
  3. これで小文字も入力できるようになります.
注:「caps lock」ではなく「caps」とだけ書かれている場合もあります.

caps lockキーを無効にしたり,役割を変えることもできます

以下の手順に従って,caps lockキーを無効にしたり,役割を変えることができます.

  1. 「システム環境設定」パネルの中の「キーボード」を選択します.
  2. 「キーボード」ウインドウの中の左端の「キーボード」の 「修飾キー...」をクリックします.
  3. 「Caps Lock キー」の右のメニューから「アクションなし」を選択するか, 他の役割を選んで「OK」ボタンを押す.

以上. 参考:https://support.apple.com/kb/PH18422?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP

caps lockキーについて

caps lockキーの動作

caps lockキーを一度打つと緑のランプが点灯します. この状態では小文字を入力できません. もう一度caps lockキーを打つと,ランプが消え通常の状態,つまり,小文字も入力できる状態に戻ります.

caps lockキーの役割

大文字しか入力できなくします. 「shift lockキー」とも呼ばれます. 「caps」とは,capital letters(大文字)のことです.

昔々,コンピューターの黎明期,コンピューターがとても珍しいものあった頃,大文字しか使えない時代があったそうです. そういう時代には,大学の計算機センターに1台だけ設置されている大型計算機を, 大学のあちこちの端末(キーボードだけのような機械)から操作していました. そういう時代に,大文字だけを入力するために使われたのだと思います.

今ではカードの名義人を入力する時ぐらいしか使い道がない. むしろ,うっかりcaps lockキーに触ってしまって,大文字しか入力できなくなってしまう弊害の方が大きい.