C言語学習の準備
開発環境と呼ばれるソフトウェアを準備する。 ここでは「
苦しんで覚えるC言語
」の学習用C言語開発環境の使い方を説明する。
C言語開発環境
をクリック
インストーラー版
ではなく
、
ZIP版
の方をクリック
ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダの中のzipファイルをウイルススキャン
同ファイルを右クリック → すべて展開 → 展開
フォルダー「easyidec」を普段使うドライブへ移動(USBメモリも使用可能)
ダウンロードフォルダに残るzipファイルと空フォルダを削除
以上で準備完了。
easyidec内の「EasyIDEC」をダブルクリックするとソフトウェアが起動する。
EasyIDECの動かし方1
EasyIDECを起動した直後は、次の図のようにサンプルプログラムが表示された状態になっている。
EasyIDECは、「プロジェクト」の中にプログラムを保存する仕組みになっている。 複数のプロジェクトを作り、それぞれの中にプログラムを書くことができる。 上図のサンプルプログラムは「default」という名前のプロジェクトに含まれている。 次の手順で、プロジェクトとプログラムの関係を確認し、このプログラムを動かしてみる。
「プロジェクト」をクリック(defaultという名前のプロジェクトがあるはず)
プロジェクト名「default」をダブルクリック → 「読み込みますか?」と聞かれるので「OK」
「プログラム」をクリック(サンプルプログラムが読み込まれているはず)
左上の「プログラム実行」をクリック(プラグラムがコンパイルされ、コンパイルが終わると自動的に実行へ進む)
実行画面(黒いウインドウ)の中でプログラムが実行される
終わったら、何かのキーを押すと実行画面が閉じる
今後は、自分で新しいプロジェクトを作成し、その中にプログラムを書いていくことになる。
EasyIDECの動かし方2
新しいプロジェクトを作成して「Hello worldプログラム」を実行してみる。
「プロジェクト」をクリック
上のメニューの「ファイル」 → 「新規プロジェクト」
半角英数字のプロジェクト名を付けてOK
「プログラム」をクリック → すでにHello worldプログラムが入力済み(本来は自分でプログラムを書くのだが、EasyIDECでは新しいプロジェクトを作ると自動的にHello worldプログラムが入力される)
左上の「プログラム実行」
実行画面でプログラムが実行される
Hello worldプログラムはBrian Kernighan著「The C Programming Language」(1978年)のプログラム例で、プログラミング言語の入門者が最初に学ぶ例題の定番になっている。
EasyIDECの動かし方3
プログラムの一部を書き換えて、動かしてみる。
下記のように、「Hello」の頭文字を小文字にする
左上の「プログラム実行」
修正されたプログラムが実行される → 閉じる
上のメニューの「ファイル」 → 「上書き保存」
#include <stdio.h> int main(void) { printf("hello, world\n"); return 0; }
上書き保存は実行の前でもよい。今後は適宜保存しながら作業を進めること。
※プロジェクト名に関する注意点
プロジェクト名に空白・一部の半角記号・一部の全角文字を使用するとプログラムが動かなくなるので、
半角英数字、ハイフン"-"、アンダーバー"_"
だけを使うこと。
後日探しやすいように、日付で始まる名前にするとよい。例えば、
0910-1_HelloWorld
など。
以上