Excelの基本操作

Excelの基本操作を学び、練習として小さな表を作ってみる。


セル選択の方法

マウスで選択する方法
 ・クリック
 ・ドラッグ
 ・列番号(行番号)をクリック(ドラッグ)
 ・A列の左(第1行の上)をクリック

マウスとキーボードを一緒に使う方法
 ・1箇所目をクリック → 2箇所目をShift+クリック
 ・1箇所目をクリック(ドラッグ) → 2箇所目以降はCtrl+クリック(ドラッグ)

キーボードで選択する方法
 ・上下左右キー
 ・Ctrl+上下左右キー
 ・Shift+上下左右キー
 ・Shift+Ctrl+上下左右キー

以上を適宜組み合わせる。

ウィンドウ幅とリボンの表示

Excelのリボン(上部のボタン等が並んでいる部分)の表示は、ウィンドウ幅によって変化する。 ウィンドウ幅が小さいと、リボンのボタンが小さくなったり、いくつかのボタンがまとめられたりする。 したがって、各自のExcel画面はこの教材の画像と異なる可能性がある点に留意してほしい。

ウィンドウ幅800の時のリボン
ウィンドウ幅800

ウィンドウ幅1280の時のリボン
ウィンドウ幅1280



データ入力

題名・出典・項目名を書き、AV Comparatives のページのデータを入力する。 このページから「Malware Protection Test」の最新のもの(執筆時点では March 2024)を開くと、5列の表がある。 一番左の列がセキュリティソフト名(あるいはメーカー名)で、続いて「OFFLINE Detection Rate」「ONLINE Detection Rate」「ONLINE Protection Rate」「False Alarms」の列が並んでいる。 このうち、セキュリティソフト名と「ONLINE Detection Rate」をExcelに入力する。
(以下の図では2024年3月のデータを使っているが、最新のデータを使うこと。セキュリティソフトの成績は時期によって変わるので、表が完成したら見比べてほしい。)


表示桁の変更

小数第1位までしか入力していないのに小数第2位まで表示されしまうが、とりあえず入力を続ける。

データ入力


入力し終えたら、表示される桁数を変更する。
  検出率のデータの範囲を選択 → 「小数点以下の桁数を減らす」ボタンを押す

表示桁設定



列幅変更

ソフト名が長いとセルからはみ出てしまう。 こういう場合は、B列とC列の境目をドラッグしてB列の幅を拡大すればよい。

列幅拡大



罫線

罫線を引く。 初めからシート全体に引かれている「枠線」は印刷されない線であり、これから引く「罫線」は印刷される線である。
  マウスをドラッグして表の範囲を選択 → 罫線ボタンの右の小さなボタン → 「格子」ボタン

格子ボタン


  格子状の罫線が引かれた。さらに、外側に太線を引く。
  選択範囲はそのまま → 先程と同じボタン → 「太い外枠」ボタン

外枠太罫線



保存

ファイルに保存する。 「ファイル」メニュー → 「名前を付けて保存」 → 「参照」

名前を付けて保存


  保存場所とファイル名を指定する → 「保存」ボタン

Excelファイルを保存



印刷(PDFファイル出力)

印刷の設定と確認。
  「ファイル」メニュー → 左の「印刷」 → 必要に応じて設定を変更する → 上の「印刷」ボタン

印刷設定


  保存場所とファイル名を指定する → 「保存」ボタン

PDFファイルを保存


以上で、ExcelファイルとPDFファイルを保存できた。
PDFファイルをUSBメモリにコピーしてコンビニエンスストアのPDF対応コピー機に挿せば、有料ではあるが印刷することができる。

PDF形式で発行