Excelで表を作る

気象庁の気象データをExcelにコピーし、整える。


データのコピー

気象庁のページでデータを検索する。
(1)地点の選択 → 東京 → 東京
(2)年月日は選択しない
(3)「観測開始からの月ごとの値」を選択

気象庁のデータ検索ページ


日平均気温の題名とデータを選択 → 選択された部分(青くなった部分)を右クリック → コピー

Webページのデータをコピー


ExcelのB2セルを右クリック → 「貼り付けのオプション:」 → 「貼り付け先の書式に合わせる」ボタン

Excelに貼り付け



データの整理

1875年と今年は観測していない月があるので削除する。
  行を選択 → 右クリック → 削除

1875年と今年のデータを削除


所々に見られる右括弧 ) を、置換機能を使って削除する。
  「ホーム」タブ → 「検索と選択」 → 「置換」

置換


  「検索する文字列」に「 )」(半角のスペースと右括弧)と入力、「置換後の文字列」には何も書かない → 「すべて置換」

右括弧の削除


列幅を狭める。
  データのある列を全て選択 → どこか1つの列幅を設定

列幅設定


気温を小数第1位までの表示にする。
  CtrlキーとShiftキーを上手に使って気温の範囲を選択 → 「ホーム」タブ → 「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタンを押してから「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタンを押す

小数点以下の桁数を設定



平均と標準偏差

最新年の下に「平均」「標準偏差」と書く(はみ出てしまったら列幅を拡げる)

平均と標準偏差


  1月の平均値を関数で計算する。
  1月の平均のセルを選択 → 「関数の挿入」ボタン(fxボタン) → 関数の分類は「統計」 → 「AVERAGE」を選択 → 「OK」

関数の挿入


「数値1」の欄に1876年〜今年の1月のデータ範囲を入力(おそらく自動的に入力されている) → 「OK」
範囲は「セル番地:セル番地」の形式で書く。コロン「:」でセル範囲を表すことになっている。

平均の関数を入力


平均値を計算する数式が入力された。セルには計算結果が表示され、数式バーには数式が表示される。

1月の平均値


同様に、1月の標準偏差をSTDEV.P関数で計算する。

1月の標準偏差

平均と標準偏差の例のように、関数は「=関数名(引数)」という形式で書く。 ここで、先頭の「=」は「等しい」という意味ではなく、データと数式を区別するための記号である。 「=」で始まるものは数式として扱われ、そうでないものはデータとして扱われることになっている。 逆に言うと、数式の先頭には「=」を付けなければならない。
関数名の後ろの丸括弧の中には、その関数が必要とする引数(ひきすう)を書く。 関数の種類によって必要とする引数は異なるが、AVERAGE関数とSTDEV.P関数の場合はセル範囲を引数とすることが多い。

1月の平均と標準偏差のセルを選択し、「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタンと「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタンを押して、小数点以下の表示桁数を1桁にする

小数点以下の桁数を設定


1月の平均と標準偏差のセルの関数と設定をコピーする。
1月の平均と標準偏差のセルのを選択 → フィルハンドル(緑色の枠の右下の角の小さな四角 )をドラッグ

フィルハンドルをドラッグ


コピー完了。
数式だけでなく設定もコピーされるので、小数点以下の表示桁数が1桁になっている。

コピー完了



フォントと罫線

題名と項目名と年を太字にする。
ShiftキーとCtrlキーを上手に使って範囲を選ぶ → 「ホーム」タブ → 太字ボタン(「B」ボタン) → 文字がセルからはみ出たら列幅を拡げる

太字


3種類の罫線を順に引く。
・表全体に「格子」
・表の外枠に「太い外枠」
・最新年の下に「下二重罫線」

罫線


罫線


最後に、「東京の気温」という名前で保存する。