第1回 e-Learning 情報科学B ガイダンス

はじめに

下記に、この授業の各種情報の概要を示します。
開講形式:
e-Learning (原則として各週ごとに受講すること。時間や場所は問わない)
担当者:
高橋 勇(一般教育部 情報科学単位 准教授)
授業対象:
授業対象:薬学部、獣医学部
主に1年次に情報科学A、Bを履修し、単位を取得できなかった 学生(詳細な条件は学部により異なる可能性があるため、 必要に応じて適宜確認をとってください)
学習の目的(概要):
成績の評価方法(概要):
学習項目ごとに行う活動(フォーラムへの書き込みや小テスト、 小課題の作成と提出)と、後半のプログラム作成課題の提出物から 総合的に評価します。
それから,定期的に本人確認のための課題を出します。 この課題は1つでも未達成のものがあると単位を出せないので注意してください。

学習目的・目標

具体的には「プログラミング言語JAVAを用いて簡単なプログラムが作れるように なること。基礎的な演算処理と3種類の制御構造が扱えるようになること。 既存のクラスを利用してプログラムを作成できるようになること。」を目指します。 詳細はシラバス等を参考にしてください。

学習環境

ソフトウエアを導入可能なMS-Windows10または11が利用可能なコンピュータと インターネット環境が整備された大学の施設 またはそれに準ずる勉強に適した場所で学習してください。
推奨するパソコンの環境は下記です。
推奨オペレーティングシステム
MS-Windows10(Windows11は補足テキストで対応)
開発環境
JDK 11以降(自宅での利用には Adopt Open JDK を推奨)
Visual Stuido Code
(自分のパソコンを受講に利用する場合には、GoogleClassroomで提供する導入方法の解説文書を参考にして上記の2つを導入してください。大学の計算機室等で受講をする場合には、導入可能か管理者へ問い合わせてください)

学習方法

講義に相当する教材の提供や小テストなどの実施は、 GoogleClassroomを利用しておこないます。
授業がある週に、学習項目ごとにあげられた資料を読んだり ビデオ教材を閲覧するなどして、内容を理解してください。
そのうえで、各学習項目に示されている活動(電子掲示板への書き込み や小テストの受講、課題の提出など)に参加して学習をしてください。 また、活動への参加状況に応じて追加の指示や課題を出すことがあります。 その際にはそれらの指示に従ってください。
学習者が参加することのできる質問用の電子掲示板(フォーラム)を設置しますので、 学習内容に関する質問は基本的にはそちらへ書き込む形で行ってください.

学習内容紹介

第2~3回 コンピュータとプログラム

授業の導入部では、情報を処理するタイプの仕事をコンピュータに自動的に やらせるためには、どんなことを考える必要があるのか、また、 そのために必要な「プログラム」や「プログラミング言語」というのが いったい何なのか、プログラムを作る作業とはどういう作業なのか、 などのような、この授業で学習する内容の大枠について学びます。

第4回~第7回 簡単なプログラムの作成

大枠がだいたいつかめたら、実際にひとつのプログラムを作っていきながら プログラミングの仕方の基礎を学びます。 具体的な例として,、身長や体重などを入力したら、体型などを診断して コメントを出すプログラムを作ります。

この作成を通じて、プログラミングの基礎となるデータや変数の扱い方、 演算の仕方、命令の実行順序のコントロールの仕方などを学習します。 また、オブジェクト指向の概念の枠組みを学習して、他人が作って公開している プログラム(の部品のようなもの)を正しく利用する方法について学びます。

第8回 複雑なプログラム

複雑な手順を必要とする問題をコンピュータに解決させる一例として、 トランプを大きい順に並べるプログラムについて学習します。 このプログラムを理解することで、複雑な問題をコンピュータがどのように 解決しているのかを学びます。

第9回~第10回 クラス・インスタンスとGUI

最終課題の作成へ向けて、グラフィカルな画面を作る方法の基礎を学びます。

第11回~ 課題プログラムの作成

これまでの学習内容を総合して、みなさんにオリジナルのプログラムを ひとつ作成して提出してもらいます。性格判断やクイズ、簡単なゲームなど、 今まで学習した中で作れそうなものを自分で考えて作ってください。


この授業ではMP3形式の動画で教材を提供します。

動画の視聴形式に関する詳細はClassroomに掲載しますので、そちらで確認をしてください。