「表」を作ることによって,文字や文章を規則的に並べて表すことができます.
基本的な表の作り方は次の通りです.
例えば,次のように書きます.
この場合は,次のように表示されます.
行\列 | 第一列 | 第二列 |
---|---|---|
第一行 | 一行一列 | 一行二列 |
第二行 | 二行一列 | 二行二列 |
このように, <TH> と </TH> の間の部分は見出しとして扱われ,太い字になります.
幾つかのオプションを用いることによって,様々な効果を表に与えることができます.
表に枠を付けることができます.
表の開始要素のオプションとして,「 border="1"」として表を作ると,外枠が表示されます.
例えば,<TABLE border="1"> と指定した場合,
行\列 | 第一列 | 第二列 |
---|---|---|
第一行 | 一行一列 | 一行二列 |
第二行 | 二行一列 | 二行二列 |
表に題をつけることができます.
表の要素,<TABLE> と </TABLE> の間に,<CAPTION> と </CAPTION> で囲んで書きます.
例えば,上記の例において,<CAPTION>表のキャプション</CAPTION> のようにすると,
行\列 | 第一列 | 第二列 |
---|---|---|
第一行 | 一行一列 | 一行二列 |
第二行 | 二行一列 | 二行二列 |
表の枡目を縦方向に複数連結する設定ができます.
TH または TD の開始要素のオプションとして,「rowspan="(数値)"」の様に指定します.
例えば,最初の一列を連結する場合,次のように書きます.
ここで注意するのは,オプションはまとめたい最初の要素にだけ指定し,その後の部分では,まとめられて吸収される要素は削除しておきます.
この場合は,次のように表示されます.
行\列 | 第一列 | 第二列 |
---|---|---|
一行一列 | 一行二列 | |
二行一列 | 二行二列 |
表の枡目を横方向に複数連結する設定ができます.
TH または TD の開始要素のオプションとして,「colspan="(数値)"」の様に指定します.
例えば,最初の一行を連結する場合,次のように書きます.
ここで注意するのは,オプションはまとめたい最初の要素にだけ指定し,その後の部分では,まとめられて吸収される要素は削除しておきます.
この場合は,次のように表示されます.
行\列 | ||
---|---|---|
第一行 | 一行一列 | 一行二列 |
第二行 | 二行一列 | 二行二列 |
新しいページを作り,表の書き方を用いて自分の時間割を作成しましょう.ファイル名は「renshu5.html」とします.
他のページからこのページへのリンクは適宜作成しておくこと.
表を幾つかの構造に分けて取り扱うことができます.こうすると,各構造ごとに様々な設定をすることができます.
表の行をヘッダ,ボディー,フッタというグループに分けて扱えるようにします.
要素 | 説明 | 書式 |
---|---|---|
<THEAD>〜</THEAD> | 表のヘッダ部分を表し,表ごとに一つだけ設定できる. | 行単位(<TR>〜</TR>)で指定します.また,THEADとTFOOTは,TBODYより前に記述します. |
<TFOOT>〜</TFOOT> | 表のフッタ部分を表し,表ごとに一つだけ設定できる. | |
<TBODY>〜</TBODY> | 表の本体部分を表し,一つの表中に複数指定できる. |
例えば次のように書きます.(「style」オプションについては後に出てくるスタイルシートのところを参照)
この場合は,以下のようになります.
期間 | 売り上げ(万円) | 利益率(%) |
平均 | 491.5 | 18.1 |
第一四半期 | 423 | 20 |
第ニ四半期 | 652 | 15 |
第三四半期 | 344 | 25 |
第四四半期 | 547 | 16 |
表の列をグループに分けて扱えるようにします.
<TABLE> 要素のすぐ後に続けて,<COLGROUP span="(数値)">〜</COLGROUP>の様に記述します.数値にはグループ化する列数が入ります.
また,複数のグループ化した列のそれぞれに属性を指定したい場合は,<COL span="(数値)">要素によって,<COLGROUP>要素の間に記述します.
例えば,次のように記述します.
この場合,次のように表示されます.
期間 | 売り上げ | 利益率 |
---|---|---|
第一四半期 | 423 | 20 |
第ニ四半期 | 652 | 15 |
第三四半期 | 344 | 25 |
第四四半期 | 547 | 16 |
平均 | 491.5 | 18.1 |