北里大学 一般教育部
基礎教育センター
情報科学単位
separator

以下の 4 分野について主に研究しています。

計算科学の分野では,
  1. 3体問題周期解の研究:福田

    3体系の運動をコンピュータによる数式処理や数値計算を駆使しつつ,理論的に明確な結果を得る事を目指して研究します。特に,相互作用をレナード-ジョーンズ・ポテンシャルなどの非斉次ポテンシャルにした場合の周期解について,数値計算を駆使して探求します。

  2. 大規模計算機シミュレーションによる惑星間空間・プラズマの研究:小川

    スーパーコンピューターを用いた大規模数値シミュレーションにより,惑星間空間・プラズマの諸現象を研究します。また,そのための多階層シミュレーションコードを開発します。

  3. 計算幾何学:福田

    離散数学や幾何学に関連する諸問題をコンピュータを駆使して探求します。

コンピュータ支援による教育の分野では,
  1. 非同期e-Learningにおける動画像を用いた課題に基づく本人確認手法:高橋

    e-Learning主体で行う遠隔授業での本人確認の手法を研究し,実践を通じた評価を行うことで,効果的なシステムの構築方法を確立することを目指します。

  2. TAの役割をになう知的エージェントシステムの開発:高橋

    教員が作成した作業手順書とパソコンの操作知識に基づき、パソコン画面上で動作してTAのように行きづまった学習者にアドバイスを与えることが可能な知的エージェントシステムの開発を目指します。

基盤ソフトウェアの分野では、
  1. 制約式に適した SMT ソルバの自動選択・オートチューニング:高野

    ソフトウェアの性質を制約として与えて、プログラムを検証する手法について研究しています。与えられた制約に対して短かい求解時間が期待できるソルバを、機械学習の仕組みを用いて自動で選択する手法を開発しています。

  2. カスタマイズ可能な組込み向け JavaScript 処理系を記述するためのプログラミング言語:高野

    IoT などの組込み機器内で JavaScript プログラムを効率よく動かすための仕組みについて研究しています。特に、カスタマイズ可能な実行系の雛形を記述するためのプログラミング言語を設計しています。

色彩情報処理の分野では,
  1. 色覚シミュレータと色覚測定の研究:福田

    コンピュータで色覚異常者の色の見え方をシミュレートする色覚シミュレーションと,色覚特性を短時間で測定する方法を確立することを目指します。色覚シミュレーションの研究では2016年度情報処理学会論文賞を受賞しました。

学外研究機関との共同研究

  1. 宇宙天気シミュレーション:小川

    独立行政法人情報通信研究機構(田光江)

  2. 多階層複合物理的な観点による核融合プラズマ研究:小川

    大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所(宇佐見俊介)

  3. 先進的計算機環境を用いたシミュレーション技法:小川

    大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所(大谷寛明)

Message

情報通信技術は日々,猛スピードで進歩しています。情報はデジタル化され,インターネットによって瞬時に交換され,コンピュータで処理されます。2年次以降に開講される2群3群の専門科目の中では,それらを利用した学習や,それらの応用技術に関する学習をしなければなりません。一般教育部では,コンピュータとインターネットの利用技術を習得し,情報科学の基礎的な知識を得ることができるカリキュラムが用意されています。

この分野は技術の進歩が急速な分野ですから,習ったことがいつまでもそのままということはありえません。卒業後は独学が待っています。ですから,技能を身につけるだけでなく,コンピュータとインターネットの仕組みと関連するキーワードの意味を知り,種々の解説書の理解に支障がないようにする必要があります。そのため,この点にも配慮したカリキュラムが構成されています。ぜひ、独学力をつけるという視点も持ち続けてください。

separator
このページについてのお問い合わせは高野